お酒は動脈硬化の予防に一役

お酒は動脈硬化の予防に一役買っているのをご存じですか?お酒と高血圧の関係は良く知られており、アルコールは中性脂肪や肥満の元になるとして悪者扱いされがちです。

 

 

その為、血圧が高い人は生活習慣の改善のひとつとして、医師から飲酒を制限されている方もいらっしゃるでしょう。ですが、アルコールは、適量を守って飲めば、タバコのように害にはなりません。

 

 

また、アルコールにもカロリーはあり、純粋なアルコールのエネルギーは1グラムあたり7.1カロリーです。コップ1杯飲めば相当なカロリーになります。

 

 

しかし、アルコールの体内での作用を考えた場合に、熱として体外に放出されてしまうので、そこに含まれるカロリーは無駄に消費されてしまうことがわかります。高血圧や糖尿病の人は、お酒を飲む時にカロリーを気にしますが、このように直ぐに消費されてしまうので心配はいりません。

 

 

それよりも、アルコールに含まれる糖質が問題です。断糖食で糖質制限を実践するにしても、お酒の好きな人は晩酌に適量を飲めば気分をリラックスさせて精神的にも余裕ができるでしょう。

 

 

また、血行が良くなる為に体温が上昇し、代謝が良くなります。血液中の善玉HDLコレステロール値を上昇させ、動脈硬化の予防や進行を抑えてくれます。

 

 

但し、その場合は糖質の少ない発泡酒ではない本物のビール、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒にして下さい。もちろん、こうした効果は適量までです。飲みすぎは生活習慣病のリスクを高めるので良くありません。

 

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